災害時におけるドローン運用について

日本は美しく四季が移ろう豊かな自然に恵まれた国ですが、世界的に見ても自然災害が多い土地柄です。

そんな自然災害が発生した際、速やかに上空から被害状況を確認したり、要救助者を探すことのできるドローン運用に国や自治体から注目が集まっています。

災害時のドローン活用のメリット

被害状況の確認

上空から災害状況を迅速に確認でき、ヘリのようにダウンウォッシュによる2次被害もありません。

要救助者の捜索

人が立ち入ることが出ない場所や、瓦礫や倒木で入り組んだ場所で要救助者を探すことができます。

安全確認

救助隊が現場に向かう前にドローンが先行して、目的地までの安全な経路を確認することができます。

今後ドローンに期待されている取り組み

  • 災害現場への物資輸送
  • 要救助者の救助
  • 消火活動

大阪ドローンセンターの災害への取組み

京丹波町と災害時の運用協定を締結

大阪ドローンセンターが提携する京都ドローン協会は、2023年に京丹波町役場および京丹波町消防団と災害時の運用協定を締結いたしました。

災害が発生した際に被災者の発見や、災害状況の報告にドローンを活用して協力いたします。

自然災害に対応可能な操縦士の育成

大阪ドローンセンターのインストラクターは、自然災害発生時を想定したドローン運用の訓練を定期的に行っています。またスクール受講生の希望者に対して、災害時のドローン活用について、勉強会を開催しています。